よく使うVB.NETの関数をまとめてみます。
今回は文字列(String型)について紹介します。
変数設定
String型の変数:str
String型の変数:strEnglish
str = “あいうえお”
strEnglish = “ABcde”
・文字列の左側を取得する
left(String型の変数,文字数)
>
left(str,1)
⇒”あ”
・文字列の右側を取得する
right(String型の変数,文字数)
>
right(str,1)
⇒”お”
・文字列の中の文字を取得する
mid(String型の変数,取り出す文字の開始位置,文字数)
String型の変数.Substring(取り出す文字の開始位置(0始まり),文字数)
>
mid(str,2,1)
⇒”い”
str.Substring(2,1)
⇒”う”
・文字列の中の文字を置き換える
String型の変数.Replace(置き換える前の文字列,置き換えたい文字列)
>
str.Replace(“あい”,”ai”)
⇒”aiうえお”
・文字列の中に対象の文字列があるかどうか調べる
String型の変数.Contains(調べたい文字列)
>
str.Contains(“うえ”)
⇒True
str.Contains(“うお”)
⇒False
・文字列の中に対象の文字列が何文字目にあるかを取得する
instr(String型の変数,調べたい文字列)
>
instr(str,”いう”)
⇒2
・文字列の文字数を取得する
String型の変数.Length
>
str.Length
⇒5
・文字列を大文字に変換する
String型の変数.ToUpper
>
strEnglish.ToUpper
⇒”ABCDE”
・文字列を小文字に変換する
String型の変数.ToLower
>
strEnglish.ToLower
⇒”abcde”
・文字列の前後のスペースを削除する
String型の変数.ToLower
>
strTrim = ” あいうえお ”
trim(strTrim)
⇒”あいうえお”
以下、応用編として、組み合わせて使った例です。
もちろん書き方は1パターンではないので、いろいろ試してみてください。
・”あいうえお”から、”う”の次の1文字を取得する
str.Substring(instr(str,”う”),1)
⇒”え”
・”あいうえお”の、右から2番目の文字を取得する
str.Substring(str.Length-2,1)
⇒”え”
以上、よく使うVB.NETの関数まとめ①(文字列編)でした。