【UiPath】DataTableからデータを抽出する方法
DataTableから特定の条件のデータを抽出する方法を紹介します。
ちなみにSQLで書くと(テーブル名は食べ物)
Select 名前,値段 from 食べ物 where グループ=’果物’ order by 値段
こんな感じです。
まずAvailable>App Integration>System>File>Workbook>Read Rangeでテーブルを取り込みます。
PropertiesのInput>Rangeは指定なし、Options>AddHeadersはチェックあり、Output>DataTableはDataTable型の変数をセットします。
※Rangeを指定しないと自動で全体を取得します。”A1″にすると”A1″を起点に取得、”A1:A2″とするとその範囲のみを取得します。
※AddHeadersはチェックをつけると一番上の行をヘッダー(項目名)として読み込みます。
次にAvailable>App Integration>System>File>Workbook>Write Rangeで出力します。
PropertiesのOptions>AddHeadersはチェックあり、DataTableには以下を記載します。
食べ物.Select(“グループ = ‘果物'”,”値段”).CopyToDataTable.DefaultView.ToTable(False,”名前”,”値段”)
Selectの後ろが抽出条件、ソートキーでDefaultView.ToTableの後ろが抜き出したい列名です。(Falseは重複行も出力、Trueは重複行なし)
これで、結果シートに抽出したいデータが出力されます。
ちなみに実行するときは、書き込むExcelを閉じないとエラーになりますのでお気をつけください。
以上、DataTableから特定の条件のデータを抽出する方法でした。
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